頭痛
頭痛は大きく分けて2種類あります。画像検査で脳に異常がない『一次性頭痛』と、脳の病気によって起こる『二次性頭痛』があります。
当院では必ず、MRI検査を行いくも膜下出血などの脳内の器質的な疾患を除外しています。緊急処置が必要な疾患が見つかった場合は連携病院に紹介いたします。
診察の流れ
頭痛専門医の外来
初診時のみ毎週木曜日午後(予約制)
※専門医の診察をご希望の方はお電話で予約してください
一次性頭痛
機能性頭痛(脳に病変がない)
90%以上は片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛です。
「たかが頭痛ぐらいで」とためらわず、頭痛でお困りの方は、当院の頭痛専門外来にご相談ください。
痛み方は?
- 頭の片側に多い (両方の場合もある)
- 脈打つような痛み
動ける?
- じっとしていると楽 (動くと痛みが強まる)
吐き気は?
- 悪心、嘔吐 光過敏 音過敏 におい過敏 (暗い、静かな場所にいると楽)
痛みはどのくらい続く?
- 4〜72時間 (治療しなかった場合)
痛み方は?
- 頭痛は両方
- 頭が圧迫される
- 締め付けられる
動ける?
- 普段通り動ける (動いても痛みが悪化しない)
吐き気は?
- 悪心・嘔吐はない (光や音は気にならない、どちらか1つ)
痛みはどのくらい続く?
- 30分〜7日間
痛み方は?
- 片方の眼の奥から前頭部、側頭部にかけての激しい痛み
- 数週間か数ヶ月の間ほぼ毎日起こる
- 痛みがピークの時は「痛すぎていてもたってもいられない」
- もともと頭痛の方が頻繁に頭痛薬を飲むことでかえって頭痛を悪くしてしまい、1ヶ月に15日以上起きてしまう頭痛
- 急性期治療薬を1ヶ月のうち10〜15日以上服用する状態が3ヶ月以上続くと起こることがあります。
二次性頭痛
器質性に脳に病変がある
- くも膜下出血
- 脳出血
- 脳腫瘍
こんな症状がある場合はご相談ください
- 突然頭が痛くなった
- どんどん痛みが増していく頭痛
- しびれや麻痺、けいれんなど伴う頭痛
- 今までに経験したことのない頭痛
片頭痛の予防薬『CGRP製剤』
CGRP製剤は、片頭痛の原因のひとつである「CGRP」という物質の働きをおさえる新しいタイプのお薬です。
このお薬には
- 頭痛を起こす物質CGRPの働きをブロックします。
- 片頭痛の発作の回数や強さを減らす効果が期待できます。
- 1か月に1回、または3か月に1回の注射で使用します。
- 「痛くなってから使う薬」ではなく、「痛くならないようにする薬」です。
という特徴があります。
数回服用するうちに、頭痛の回数や強さが少しずつ減り、効果を実感される方が多くいらっしゃいます。
注射した部分が少し赤くなり痛むなどの副作用が見られることがありますが、大きな副作用は少ないとされています。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
このお薬の使用がすすめられる方は
- 頭痛の予防薬を服用している方
- 月に数回以上の片頭痛がある方
- これまでの頭痛薬で効果が不十分だった方
- 副作用や薬の服用回数に困っている方
といった方です。
●当院で取り扱っている薬剤
当院では、患者様のライフスタイルに合わせて「注射薬」と「内服薬」からお選びいただけます。
[注射薬]エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ
1ヶ月に1回、または3ヶ月に1回の注射で使用します。
注射した部分が少し赤くなり痛むなどの副作用が見られることがありますが、大きな副作用は少ないとされています。
気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
費用 : 13000円(3割負担/1回あたり)
[内服薬]ナルティーク・アクイプタ
注射が苦手な方や、毎日の生活の中で手軽に予防を取り入れたい方に適した飲み薬のタイプです。
2週間に1回の通院が必要です。
費用:13000円(3割負担/1ヶ月)
この薬によって、頭痛のない時間が増え、日常生活がより快適になる方が多くいらっしゃいます。ご不明な点は、医師または看護師にお気軽におたずねください。